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ある日父がALSと診断された

2022年10月の仕事帰り。私は大阪にいた。転職したばかりの職場の帰りの電車で母から連絡があった。

「話したいことがある。」

最初私は胸騒ぎなのか、なぜか乗っていた電車を降りてすぐに母に電話をした。

母「驚かずに聞いて欲しいんだけど」

私「どうしたの?」

母「びっくりしないで欲しいんだけど」

私「うん」

こんなやりとりを5回繰り返した

母「お父さんALSっていう病気になった。難病で治らない」

私はすぐにそれがどんな病気なのか把握した。何年か前に三浦春馬主演のドラマ「僕のいた時間」を観ていたからどんな病気でどんな事がこれから父に起こるのか何となーく想像がついた。

ALS:筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。 しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけます。

 

つまり動けなくなるということ。そして余命は3〜5年。

 

さすがに落ち込んだ。

そしてそれと同時に「自分に何ができるのか?と考える様になった。」